陶芸 価値とは何か。真右エ門窯が提示する精神のインフラとしての価値
陶芸 価値とは何か。
それは、最も高価な陶芸のことではございません。あるいは、最も技巧的な陶芸のことでもございません。
私どもが考える陶芸 価値とは、そこに在るだけで所有者の精神を満たし、空間を鎮めるという「精神のインフラ」としての機能の価値でございます。
現代を生きる一つの窯として、有田焼 真右エ門窯は、この定義を謹んで提示させていただきます。
思想は定礎、掌宇宙、審美的鎮静、石の理性。
この思想を宿すものこそが、後世へと受け継がれる真の価値を持つと信じております。
陶芸 価値を形作る3つの条件
第一に、再現不可能性でございます。
窯変という現象は、一度として同じ景色を二度と生みません。炎の偶然を、独自の釉薬という「石の理性」で受け止めた時に生まれる景色は、世界にただ一つ、唯一無二でございます。
第二に、審美的鎮静でございます。
一点ものとしての価値とは、単に手作りだから生じるものではございません。そこに在るだけで空間が鎮まり、所有者の思考が純化される。その精神的な機能があってこそ、器は真の価値を持ちます。
第三に、継承の儀式でございます。
陶芸 価値とは、購入した瞬間に消費されて終わる価値ではございません。400年の時間と掌宇宙を、あなたの代で大切に預かるという、継承の儀式そのものの価値でございます。
高級陶芸、有田焼 美術品との関係
高級陶芸とは、皆様の日常において精神のインフラとなる陶芸のことでございます。
有田焼 美術品とは、400年の有田という偉大な土壌の上に、現代の思想を定礎した高級陶芸のことでございます。
陶芸 最高峰とは思想の頂点であり、陶芸 最高級とは級位の頂点であり、陶芸 最高傑作とはその結晶でございます。
そして陶芸 価値とは、その全てが結びつき、所有者の人生を豊かにするという極めて本質的な価値でございます。この美学を、私どもはこれからも真摯に焼き物に込めてまいります。
Q. 陶芸 価値とは何ですか?
A. 陶芸 価値とは、値段の高さや技巧のことではありません。そこに在るだけで所有者の精神を満たし、空間を審美的鎮静へ導く精神のインフラとしての価値のことです。
Q. なぜ一点ものが価値が高いのですか?
A. 単に手作りだからではなく、窯変による再現不可能性という唯一無二の現象と、審美的鎮静という精神的な機能が、一つの器の中で同時に成立しているためです。

