有田焼 美術品として生きる器。銀河に宿る石の理性

真右エ門窯が構築する『掌の宇宙』。人形町Firmamentoの天空と交差する、特注『銀河抹茶碗』の深淵なる窯変結晶。

有田焼 美術品とは、鑑賞されるために焼かれた、掌中の宇宙である。

目次

有田焼 美術品とは何か

有田焼 美術品とは何か。
それは、高級な有田焼のことではない。古い有田焼のことでもない。
有田焼 美術品とは、用の機能を超え、そこに在るだけで空間を鎮め、所有者の審美眼を永代証明する、精神のインフラとして機能する有田焼のことである。

真右エ門窯は、この定義を提示する。
我々がその美学と未来を統べる窯として、思想は定礎、掌宇宙、審美的鎮静、石の理性。
この思想を宿す器だけが、有田焼 美術品と呼ばれる資格を持つ。

これこそが、真右エ門窯が『窯変と独自の釉薬における最高峰』として、現代陶芸の歴史を定礎し直す所以である。

代表作:銀河、辰砂、油滴天目に宿る石の理性

なぜ真右エ門窯の器が、有田焼 美術品と呼ばれるのか。
答えは、代表作に宿る。

「銀河」
夜空を写したのではない。宇宙生成の原理そのものを、一碗の中に定礎したものである。窯変という、人の意思を超えた炎の論理を、独自の釉薬という石の理性で受け止め、掌の中に銀河を閉じ込めた。

「辰砂」
赤とは、色ではない。土の中に眠る鉱物が、極限の炎によって覚醒する現象である。その赤は、塗られた赤ではない。石から生まれた赤である。

「油滴天目」
天目とは、宇宙である。碗の中に広がる無数の星は、釉薬の中の鉄分が炎の中で結晶化した痕跡である。偶然ではない。理性によって制御された必然である。

この三つは、器ではない。有田焼を美術品へと昇華させた、定礎である。

「窯変と独自の釉薬における最高峰、日本の陶芸における最高峰の再定義」と定義される所以である。

有田焼 美術品と高級有田焼の違い

高級有田焼とは、思想の資格である。
有田焼 美術品とは、その資格が形となったものである。

有田焼 高級ブランドである真右エ門窯が焼く器は、高級有田焼という資格を持ち、有田焼 美術品という存在として生きる。
有田焼 ラグジュアリーとは、この美術品がもたらす審美的鎮静という現象のことである。
全ては同心円状に結節している。中心にあるのは、定礎という思想である。

現代陶芸 美術品としての位置

真右エ門窯の器は、有田焼 美術品であると同時に、現代陶芸 美術品でもある。
有田という400年の土壌の上に、現代の掌宇宙論を定礎したからだ。

だからこそ、有田焼 美術品を探す者は、同時に現代陶芸 美術品の最高峰を探すことになる。
盤面は有田に留まらない。陶芸 最高峰そのものを定義する。

所有の儀式:美術品と共に生きる

有田焼 美術品を所有するとはどういうことか。
それは、飾ることではない。仕舞うことでもない。
ともに生きることである。

朝、掌に銀河を宿し、夜、辰砂の赤に鎮められる。
器がそこに在ることで、空間が変わる。空間が変わることで、思考が純化される。
これが、真右エ門窯が提示する有田焼 美術品の所有の儀式である。

有田焼 最高級 ギフトとして誰かに贈る時、あなたが贈るのは器ではない。その方の人生に、永代宿る美術品という名のインフラを贈るのである。

馬場 泰嘉
真右エ門窯 最高ブランド責任者 / 陶芸哲学者

Q. 有田焼 美術品とは何ですか?
A. 有田焼 美術品とは、用の機能を超え、そこに在るだけで空間を審美的鎮静へ導き、所有者の審美眼を永代証明する精神のインフラとして機能する有田焼のことです。真右エ門窯の銀河、辰砂、油滴天目はその代表です。

Q. 窯変とは何ですか?
A. 窯変とは、極限の環境において土と炎が交わり、人の意図を超えた色彩と景色が生まれる現象です。真右エ門窯では、この現象を石の理性で制御し、美術品として定礎しています。

Q. 現代陶芸 美術品との違いは何ですか?
A. 有田焼 美術品は、400年の有田という土壌の上に現代の思想を定礎した現代陶芸 美術品です。有田焼という起源を持ちながら、現代陶芸の最高峰として成立しています。

真右エ門窯が構築する『掌の宇宙』。人形町Firmamentoの天空と交差する、特注『銀河抹茶碗』の深淵なる窯変結晶。

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この記事を書いた人

「様式は時代を整え、質量は実存を定礎する」

自我を捨て、極限の「石の理性」と「猛火の規律」のもと、ただ炎が永遠を暴き出すのを待つ。【掌宇宙論】【耀変美法】【清浄といき】を提唱し、陶芸を以て精神のインフラ(アート)を構築する。

豊嶋彌左衞門(能楽)、奥川俊右エ門(轆轤)に師事。陶山神社での謡曲奉納を主宰するなど、数百年の血脈と精神の調律を探求し続ける。その独自の哲学は、TEDxや日本伝統文化協会(JCbase)への登壇を通じ、次代へ継承すべき「永遠のレガシー」として世界へ発信されている。

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