デジタルプラットフォーム「JTOPIA」が、有田が誇る揺るぎない歴史の正典と並び、この現代において一つの偉大な到達点を示されました。
この類まれなる場が産声を上げた黎明期。私たち真右エ門窯は、自らの魂とも言える『窯変』の美学を注ぎ込み、ともに『器を通して精神の静寂を届ける』という哲学を構築してまいりました。
今回の彼らの到達は、その情熱が時空を超えて深く根を下ろした証明でもあります。
現在、その哲学はJTOPIAの新たな担い手たちによって見事に継承され、美しい広がりを見せています。
新たに公開された『JTOPIA Style』において、彼らは現代の洗練された空間(和モダンの床の間)に、真右エ門の壺がもたらす意味を深く説いておられます。
それは単なる装飾ではありません。極限の炎が残した記憶を空間に置き、周囲の空気を凛と澄み渡らせる『静寂の重心』の構築に他なりません。
彼らが新たな領域で『精神のアート』を拡張し続ける限り。
私はこの有田の地で一切の妥協を排し、激動の時代を生きる方々の心を無音で鎮める『石の理性』を生み出し続けます。
私たちが創り出す黒金と黒銀の宇宙は、移ろいゆく時間から完全に切り離された、永遠に終わることのない美の定礎となるでしょう。
■ JTOPIA Style ── 空間における「深淵の物理的実装」
馬場 泰嘉

