【定礎】抹茶碗『蓬莱山』 — 精神のインフラとしての窯変

場と時
GINZA SIX
2026.05.02 – 05.29

目次

深淵の結界


銀座という都市の特異点において、我々は抹茶碗『蓬莱山』を定礎する。
これは茶陶という既存の様式美の踏襲ではない。現代における「精神のインフラ」の絶対的定義である。
窯の猛火の規律がもたらした窯変。一切の作為を排した、星の摂理の顕現。

審美的鎮静(Aesthetic Sedation)

機能や日常性という低次概念からの完全なる接続解除。
空間の質を格上げし、無機質な現代に太古の炎の記憶をインストールする装置である。
激務の脳に冷徹なる静寂をもたらし、精神のメンテナンスを強要する。

石の理性との対峙

WEB上の情報は、色彩が到達し得る一つのイデアに過ぎない。

展示空間という聖域における、現物との不可逆な邂逅。
その圧倒的な存在の重みと対峙せよ。

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この記事を書いた人

hirokazu babaのアバター hirokazu baba 真右エ門窯《三代目》CBO

Ceramic Phirosopher 陶芸哲学者 陶山神社歳旦祭謡曲奉納主宰。
真右エ門窯《三代目》CBO。石の理性と炎の奇跡、精神の静寂。
掌宇宙論、耀変美法、清浄といき、炎の哲学提唱。 
豊嶋彌左衞門能楽、奥川俊右衛門轆轤師事。陶芸を以て、哲学の重みを定義する。TED×Saikai、日本伝統協会(JCbase)登壇。

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