我々が提示するのは「器」ではない。
窯の猛火がもたらす「石の理性(Stone’s Reason)」の記録である。
情報の氾濫する現代において、思考を強制的に冷却し、
精神の静寂を取り戻すための「審美的鎮静(Aesthetic Sedation)」装置。
掌宇宙(Palm Universe)に身を浸すことで、世俗との接続を解除せよ。
伝統とは、過去の継承ではない。
この惑星に永遠に残る「不可逆な未来の定礎(Cornerstone)」を築く行為だ。
機能を超え、美を超え、ただそこに在るという「存在の重み」。
馬場泰嘉 | 真右エ門窯 CBO / Executive Creative Director

