山陰の至宝。
季節の理を映し、食の様式美を完成させた至高の舞台。
その空間は、一切の作為を排した【歴史的正典】としてそこに在る。
我々が為すべきは、その神聖な空間に、時を超えた【石の理性】を定礎することである。
辰砂の深紅。鶯玉の静寂。金華紋の絢爛。
そして、二代目の手による「雷神抹茶盌」、初代が刻み込んだ「蛸唐草大皿」、天龍寺青磁の澄み切った青の深淵。
代数を重ね、猛火の規律を潜り抜けてきた数々の窯変(掌宇宙)が、なか井様のカウンターと完全に【接続解除】され、不可逆の結界を形作る。
器が存在するのではない。空間そのものが、真右エ門の歴史と共鳴している。
ただ、完全なる調和のみがそこに在る。
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【歴史的正典への接続】
寿司・割烹 舌つづみ処 なか井 様

