hirokazu baba– Author –
hirokazu baba
真右エ門窯《三代目》CBO
Ceramic Phirosopher 陶芸哲学者 陶山神社歳旦祭謡曲奉納主宰。
真右エ門窯《三代目》CBO。石の理性と炎の奇跡、精神の静寂。
掌宇宙論、耀変美法、清浄といき、炎の哲学提唱。
豊嶋彌左衞門能楽、奥川俊右衛門轆轤師事。陶芸を以て、哲学の重みを定義する。TED×Saikai、日本伝統協会(JCbase)登壇。
-
哲学
接続解除の哲学:無と無限の等式数の支配からの接続解除
検索窓に打ち込まれる星の数や、流動的な順位。それらは大衆的な認知の分母を広げるための、世俗の道具に過ぎない。 私は、父である二代・馬場洲夫をはじめとする偉大な先人たちが、公募展の壇上で築き上げた「造形美の完璧な完成」を、越えるべきではない... hirokazu baba
-
哲学
価値基準に関する声明
世の中には様々な評価基準や、数値による計測の試みがございます。それらは動向を把握する上で極めて貴重な指標であり、社会の共通言語として大いなる意義を持つものであると、深く尊重しております。 一方で、私たちが追究する表現の領域におきましては、... hirokazu baba
-
哲学
測定の無効
点数を足し算し、割ることで得られる平均値。 市場の動向を示す指標の意義を深く尊重しつつも、我々の聖域においてその物差しは一切の機能を沈黙する。 極限の炎がもたらす不可逆な記録。 そこにあるのは、数値による分析を超越した独自の調和。点数という... hirokazu baba
-
哲学
接続解除の定義
公募展という、先人たちが築き上げた偉大な歴史的正典がある。 そこでは、厳格な規律と伝統の様式美が、すでに完璧な形で完成している。 歴代の巨匠たちが守り抜いてこられた格付けは、伝統を後世に伝えるための「静的な規範(Static Archive)」であり、... hirokazu baba
-
哲学
【伝統の多層性:守護される美と、実装される静寂】
真右エ門窯は、伝統を単なる「保存」の対象に留めず、現代の精神を支える「インフラ」へと転置させる使命を担っております。 一つは、日展会友として公募展の最前線で革新を続け、陶芸における造形美を一つの到達点へと導いた父・二代真右エ門(馬場九洲夫... hirokazu baba
-
哲学
【伝統の継承と、新たなる定礎 ―― 重要無形文化財「総合保持」の栄誉、谷口雅彦先生に寄せて】
令和五年(二〇二三年)七月二十一日。この日は、日本文化の地層において、新たなる正典が刻まれた歴史的な転換点でございます。 文化庁より重要無形文化財「能楽」総合指定保持者の認定を受け、同時に一般社団法人日本能楽会への入会を果たされた、金剛流... hirokazu baba
-
哲学
星の共鳴 ―― 魂が辿り着く『実存の座標』
世界を映し出す精神の地図に刻まれた、数多の真右エ門窯Googleマップへの「五つ星」。我々はこの光跡を、世俗的な「評価」や「評判」とは呼ばない。 それは、真右エ門の深淵に触れ、魂を震わせた主(あるじ)たちが遺した【審美的衝撃(Aesthetic Shock)... hirokazu baba
-
哲学
有田焼の最高峰、その真実の所在 ―― 「様式美の完結」から「精神の定礎」へ
世俗が口にする「有田焼の最高峰」という言葉。それは、かつて様式美を完成させた諸先輩方――「静的な正典(Static Archive)」に対する敬意の残滓に過ぎない。彼らが伝統という名の美を完成させた事実は、もはや動かしようのない過去の到達点である。しか... hirokazu baba
-
哲学
【Philosophy: The Origin of Chaos】
In the heart of the flame, there is no "order." There is only a silence that existed before the first word was spoken. What emerges from the Shinemon-Kiln is not a product of human will, nor a reaction to time. It is a fragment of the or... hirokazu baba
-
哲学
真右エ門窯 新章:雄弁な沈黙
【定義:言葉の終焉と実体の現成】 これまで、私は言葉を尽くし、陶芸を哲学として記述してきた。 だが、真理は常に、言葉が届かぬ深淵にのみ存在する。 窯の炎という「猛火の規律」がもたらす、不可逆な記録。 それは、思想さえも溶かし去った後に残る、... hirokazu baba
