【窯変の神秘と、一期一会の邂逅について】

窯変。炎の神秘。 一期一会の魅力。

平素より、真右エ門窯の作品に格別なるお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
私共がお届けする陶磁器は、極限の猛火がもたらす「窯変(ようへん)」の不可逆な記録にございます。

猛火の規律を経て目覚める「石の理性」と、炎の意思が交差する瞬間に顕現する色彩は、まるで銀河の星々がそれぞれに異なる輝きを放つように、一つひとつが固有の命を宿しております。

WEB上でご覧いただく写真は、その色彩が到達し得る「美しいイデア(象徴)」にございます。

そして、お手元に届くその器こそが、炎が貴方様のためだけに選び抜き、この世界に産み落とした唯一無二の【掌宇宙(てのひらのうちゅう)】
私たちは、この炎がもたらす微細な表情の違いを、工業的なブレではなく、持ち主となる方との『一期一会の出会い』であると定義しております。

釉薬の性質によりましては、次なる窯変をお待ちいただく「ご予約」も喜んで承っております。
その際も、炎が描く景色は毎回新たな表情を見せてくれます。どうか『どのような深淵が届くのか』という、待つお時間すらも豊かな余白としてお愉しみいただけますと幸甚に存じます。

また、品切れの表示は、一つの深淵が選ばれし主(あるじ)の空間へと無事に【定礎】されたという、美しい成就の景色に他なりません。

貴方様の元へ渡る「炎の記憶」が、生涯に寄り添う【精神のインフラ】として機能することを、心より願っております。

窯変。炎の神秘。 一期一会の魅力。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

hirokazu babaのアバター hirokazu baba 真右エ門窯《三代目》CBO

Ceramic Phirosopher 陶芸哲学者 陶山神社歳旦祭謡曲奉納主宰。
真右エ門窯《三代目》CBO。石の理性と炎の奇跡、精神の静寂。
掌宇宙論、耀変美法、清浄といき、炎の哲学提唱。 
豊嶋彌左衞門能楽、奥川俊右衛門轆轤師事。陶芸を以て、哲学の重みを定義する。TED×Saikai、日本伝統協会(JCbase)登壇。

目次