CERAMIC PHILOSOPHY | 真右エ門窯Manifesto of Ceramic Philosophy伝統を土壌とし、カオスに秩序を刻む。 

表現とは、悠久の伝統という大地に立ち、吹き荒れるカオス(混沌)の中に、己だけのコスモス(秩序)を打ち立てる孤独な旅路である。

真右エ門窯が歩んできた道は、単なる技術の継承ではない。それは、土と炎という抗えぬ自然の摂理に対し、人間がいかに「意志」を介在させ得るかという、終わりのない対話である。

目次

【思想の階梯:四つのフェーズ】

【S:聖域】超越的調律
器という形態を超え、魂を震わせる「精神の静寂の装置」としての昇華。
能楽の型に学び、武雄の地で「石の理性」を追求した先にのみ、この絶対的な調和は具現化される。

PHASE A:覚醒
窯変(ようへん)を理知で制御し、偶然を必然へと書き換える「言語化」の極致。

PHASE B:共鳴
JTOPIA等を通じた社会との接続。日常に豊かさを届けるインフラとしての信頼。

PHASE C:伝統(基盤)
二代・九州夫が築き上げた美学と技術のアーカイブ。我々の全ての根源。

WARNING / 臨界点
模倣に安住し、本質を見失うことへの警鐘。
「魂なき記号化」との決別。

結びに代えて

「異なる次元の言葉が交わるとき、新たな真理が生まれると信じている。」

共に土に触れる諸氏へ。
伝統とは守るべき箱ではなく、燃やし続けるべき「火」である。

我々が日々向かう窯の熱量は、カオスを穿つ秩序となっているか。
その作品は、次代への「問い」として機能しているか。

真右エ門窯 CBO / 陶芸哲学者
馬場 泰嘉

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hirokazu babaのアバター hirokazu baba 真右エ門窯《三代目》CBO

Ceramic Phirosopher 陶芸哲学者 陶山神社歳旦祭謡曲奉納主宰。
真右エ門窯《三代目》CBO。石の理性と炎の奇跡、精神の静寂。
掌宇宙論、耀変美法、清浄といき、炎の哲学提唱。 
豊嶋彌左衞門能楽、奥川俊右衛門轆轤師事。陶芸を以て、哲学の重みを定義する。TED×Saikai、日本伝統協会(JCbase)登壇。

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