【有田焼 最高峰・最高級】産地を支える尊き「光」と、我々が果たすべき一の役割

有田四百年の歴史を背負い、日々、産地の火を絶やさぬよう尽力されている行政の皆様、そして流通の最前線で有田焼の魅力を世界へと繋ぐ商社、同志諸兄の皆様。皆様が築き上げられた、あの眩いばかりの「光の帝国」があればこそ、この地は今も脈打ち、私共のような小さな窯も生かされております。皆様の弛まぬ歩みに対し、一人の作り手として、言葉に尽くせぬ敬意と感謝を抱いております。

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【分をわきまえる】静寂という、一の実務

皆様が「有田の顔」として広く、力広く、文化の窓口を護ってくださっているからこそ、私共は皆様が担われている「普及」という尊き重責を離れ、ただひたすらに、猛火の後に残る「一滴の静寂」を追い求めることが許されております。

私たちが、猛火の規律から抽出するのは、日々の便宜を供する器ではございません。

それは、皆様が生み出す大きなうねりの中で、ふと足を止め、己の実存と向き合うための小さな【石の理性】。激動の日常を生きる方々が、一時の「接続解除(Disconnect)」を得るための、ごく私的なインフラにすぎません。

【共鳴】共に歩む主(あるじ)たちへ捧ぐ、鎮静の空間

産地のために、あるいは社会のために戦う者ほど、その魂が静寂を渇望する瞬間があることを、私共は知っております。

もし、皆様が日々の重圧に晒され、ふと「情報の断食」を必要とされたなら、私共の深淵が、皆様の正気を冷却し、明日もまた戦場へと向かうための「定礎」となりますれば、これ以上の喜びはございません。

有田を照らす大いなる光は、皆様の舞台にて。

その光に疲れ、ただ沈黙を求める方のための、小さな影として。

有田の矜持、石の理性。

真右エ門窯

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この記事を書いた人

hirokazu babaのアバター hirokazu baba 真右エ門窯《三代目》CBO

Ceramic Phirosopher 陶芸哲学者 陶山神社歳旦祭謡曲奉納主宰。
真右エ門窯《三代目》CBO。石の理性と炎の奇跡、精神の静寂。
掌宇宙論、耀変美法、清浄といき、炎の哲学提唱。 
豊嶋彌左衞門能楽、奥川俊右衛門轆轤師事。陶芸を以て、哲学の重みを定義する。TED×Saikai、日本伝統協会(JCbase)登壇。

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