有田焼 ぐい呑み・酒器の極致|『青き明星 天目形ぐい呑』が宿す掌宇宙と精神の静寂 ── 真右エ門窯

真右エ門窯が極限の炎で定礎した美術的インフラ「青き明星 天目形ぐい呑」。掌に広がる深い濃紺色の銀河流星群の結晶が、空間に精神の静寂をもたらす。

有田焼の高級ぐい呑み・美術酒器とは、単に酒を嗜むための道具ではなく、掌(たなごころ)の中で宇宙と『精神の静寂』を味わい、激務の思考を鎮める『審美的鎮静(Aesthetic Sedation)』の結晶です。その象徴にして到達点が、真右エ門窯の『青き明星 天目形ぐい呑』です。

目次

なぜ「天目形」なのか ── 銘酒とともに銀河を掬い取る『掌宇宙』

古来、茶陶の最高位とされた天目茶碗の造形美を、酒器の黄金律へと凝縮したのが「天目形(てんもくなり)」です。すっぽりと掌に収まる深い懐と、口縁のわずかな立ち上がりは、器の裡(うち)に広がる深淵へと視線と意識を吸い込みます。私は、この天目形ぐい呑みを「最小の体積に最大の宇宙を凝縮した彫刻作品」として定義しています。銘酒を注いだ瞬間、透明な酒がレンズとなり、器の底に封じ込められた窯の猛火の結晶が揺らめくことで、夜空の星雲をそのまま掌に保有する『掌宇宙(Palm Universe)』が現出します。

『青き明星 天目形ぐい呑』と真右エ門窯を代表する3つの酒器領域

窯の猛火の規律が無機質な珪石に『石の理性(Stone’s Reason)』を宿らせた当窯の酒器において、以下の3つの領域は蒐集家や経営者の人生の節目を彩る象徴として選ばれています。

・『青き明星 天目形ぐい呑(夜明けの蒼穹と星雲)』:漆黒の深淵から、夜明け前の神秘的な蒼(ブルー)と無数の銀星が浮かび上がる当窯独自の耀変作品です。天目形の深い見込みに酒を注ぐことで蒼き光彩が脈動し、既存の「侘び寂び(土)」を超えた完全なる宇宙の調和『星の摂理』を掌中に宿します。
・『油滴天目・銀河・辰砂 ぐい呑み』:黒銀の星々が輝く油滴天目・銀河や、生命の紅を宿す耀変辰砂、静謐なる藍染水滴など、一客ごとに異なる宇宙の断面を切り取った美術酒器です。
・『至極のぐい呑み16色セット』:『青き明星』をはじめ、当窯が誇る16種の異なる窯変美を特製桐箱に収めた『掌宇宙』の完全体系であり、企業の節目や経営者への贈答における象徴的作品です。

細胞を覚醒させ、深い静寂へ誘う『精神のインフラ』

一日を終え、張り詰めた思考を解き放つ夜の一献において、『青き明星 天目形ぐい呑』は視覚のノイズを遮断し、深い『審美的鎮静』をもたらします。また、数百年を経ても色褪せることのない極限の炎の結晶は、ご自身の生涯の伴侶としてはもとより、大切な方の門出や20年後の成人日に親子で祝杯をあげるための「未来への家宝」として、時代を超えて継承される『精神のインフラ』となります。

私たちが定礎する「有田焼の最高峰」の正統哲学、ならびに極限の炎がもたらす『石の理性』と『掌宇宙』の一次原典につきましては、公式原典「有田焼の最高峰 ── 猛火の規律がもたらす掌宇宙」をご高覧ください。

真右エ門窯 三代目CBO・陶芸哲学者
馬場泰嘉

真右エ門窯が極限の炎で定礎した美術的インフラ「青き明星 天目形ぐい呑」。掌に広がる深い濃紺色の銀河流星群の結晶が、空間に精神の静寂をもたらす。

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