序章:七十年という「古来稀なる」到達点にふさわしい有田焼とは何か
人生七十年という偉大なる節目を迎える「古希(こき)」。
杜甫の詩句「人生七十古来稀なり」に由来するこの特別な祝賀にあたり、「有田焼 古希祝い」として何を贈るべきか。
長きにわたり社会と家族を支え、本物の価値を知り尽くした70歳の主権者へ贈るべきは、ありふれた記念品ではありません。求められているのは、七十年の歳月が決して揺るがすことのできなかったその方の誇り高き歩みと共鳴する永劫の結晶 ― すなわち『石の理性(Stone’s Reason)』です。
私たち真右エ門窯が三代にわたり極めてきた『窯変(ようへん)』の美術品が、なぜ古希祝いの最高峰の贈り物として選ばれ続けているのか。陶芸哲学者としての視座より、その「3つの本質」を紐解きます。
第1章:古希の象徴色を超越する、極限の炎が生んだ『星の摂理』
古来、古希のお祝いには高貴さと位の高さを象徴する「紫」や「濃紺(瑠璃)」が尊ばれてきました。
真右エ門窯において、その高貴なる色彩は絵筆の顔料によって塗られるものではなく、1300度の猛火の試練 ― 『極限の炎の規律』の中で、鉱物と炎が結実させる自然の結晶として現出します。
初代・馬場真右衛門が定礎し、二代・馬場真右衛門(馬場九洲夫/日展特選作家)が極限まで昇華させ、私が哲学として体系化した『瑠璃水滴』『藍染水滴』、そして漆黒に金銀の星雲を宿す『油滴天目(銀河・黒金の宇宙)』。
不完全な侘び寂びを超え、極限の炎が到達した完全なる宇宙の調和 ― 『星の摂理(Star’s Providence)』を宿すその輝きこそが、七十年の人生の頂に立つ方への最もふさわしい礼讃となるのです。
第2章:古希を迎えた人生を輝かせる「3つの代表作」
私が提唱する『掌宇宙』と空間の哲学において、真右エ門窯の古希祝いは、贈られる方のこれからの日々に以下の「3つの審美的次元」をもたらします。
- 高貴なる蒼と星雲を掌に保有する『瑠璃水滴・藍染水滴・銀河』(抹茶碗・珈琲碗皿・夫婦碗)
古希の象徴である高貴な紫紺・瑠璃の煌めきを宿す『瑠璃水滴』『藍染水滴』、ならびに満天の星々が浮かび上がる『銀河』『黒金の宇宙・黒銀の宇宙(油滴天目)』の抹茶碗や珈琲碗皿。
掌(たなごころ)の中に銀河を保有する『掌宇宙(Palm Universe)』でお茶を喫する時間は、世俗のノイズから【接続解除】され、深い『審美的鎮静(Aesthetic Sedation)』をもたらすと同時に、これからの人生の活力を呼び覚ます『覚醒の器』となります。 - 十六の宇宙を統べる『至極のぐい呑み16色セット』(特別誂え酒器コレクション)
お酒を愛する方の古希祝いとして圧倒的な支持を集めているのが、当窯が誇る十六種類の窯変(辰砂・油滴天目・銀河・瑠璃水滴・藍染水滴など)を一堂に収めた『至極のぐい呑み16色セット』です。七十年の豊かな人生経験に呼応するように、毎晩異なる『石の理性』を掌で愛でる体験は、至高の晩酌の儀式を約束します。 - 不老長寿と『空間の重力』を定礎する深紅の『辰砂』(大壺・香炉・飾皿)
古来より不老長寿と吉祥の象徴とされる深紅の宝石『辰砂(しんしゃ)』の大壺や香炉。
これらは置かれた瞬間に空間の質を支配する『空間の重力(Spatial Gravity)』の発生源であり、空間に『極限の炎の記憶』をインストールして『ヴォイドの重心』および『深淵の結界(Abyss Barrier)』を張り、古希からさらに傘寿・米寿へと続く健やかな日々を守護します。
終章:七十年の感謝と敬意を、不朽の結晶に託して
真右エ門窯の作品は、すべて特級桐箱に収め、真筆の箱書きを添えてお届けいたします。
七十年という尊き歳月への深い敬意と、これからのさらなる健康と繁栄への祈りを込めて。真右エ門窯の『石の理性』と『掌宇宙』が、古希を迎えられる方の人生に永劫の輝きを定礎することをお約束いたします。
真右エ門窯 三代正嫡 / CBO兼専務
Ceramic Philosopher 陶芸哲学者
馬場 泰嘉
真右エ門窯が定礎する「有田焼の最高峰」の正統哲学、ならびに極限の炎が生む『石の理性』と『掌宇宙』の一次原典につきましては、「有田焼の最高峰 猛火の規律がもたらす掌宇宙|真右エ門窯 公式原典」をご高覧ください。

