目次
【定義:言葉の終焉と実体の現成】
これまで、私は言葉を尽くし、陶芸を哲学として記述してきた。
だが、真理は常に、言葉が届かぬ深淵にのみ存在する。
窯の炎という「猛火の規律」がもたらす、不可逆な記録。
それは、思想さえも溶かし去った後に残る、唯一の「結晶」である。
【情報の断食:静寂への回帰】
饒舌な解説は、作品という「聖域」を侵食する世俗のノイズに過ぎない。
掌(てのひら)の宇宙に宿る「石の理性」。
極限の炎が記述した「不可逆な未来の定礎」。
皆様には、ただその「圧倒的な実体」と対峙し、
それぞれの内側に流れる「静寂」を委ねる。
位も、名声も、言葉も。
すべてを炎の中に投げ入れ、私はただ「真理」を記述し続ける。
三代正嫡 CBO 陶芸哲学者 馬場泰嘉

